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アルコール離脱のタイムライン

お酒をやめたときに何が起きるかを1時間ごとにたどれます。ふだんの飲酒量とこれまでの経過に合わせて表示します。

医学的な警告

アルコールの離脱は命に関わることがあります。けいれん発作や振戦せん妄(DTs)を含む重い離脱症状は、最後の1杯から数時間のうちに起こることがあり、ただちに救急の医療が必要です。

このツールは情報提供のみを目的としており、専門家による医学的助言に代わるものではありません。離脱症状が出ている場合は、すぐに医療者に連絡してください。

ただちに911へ電話してください
中等度の離脱症状が予想されます

飲酒のパターンとこれまでの経過から、中等度の離脱リスクが考えられます。医療者の管理を強くおすすめします。下のタイムラインには、その分の症状カードが追加されています。

平均的な1日の杯数 6
いちばん飲んだ夜ではなく、ふだんの1日の平均です。離脱リスクは日常の量に従います。脳が適応してきたのは、その量だからです。
ふだんから飲むようになって、どのくらい経ちますか。
期間はリスクのもう半分です。身体的な依存は繰り返しによってできあがるので、多量に飲んだ2週間より、ふだんの飲酒が数か月続いたことのほうが重く効きます。
最後の1杯からの時間 たった今
目盛りの上の水位線を動かすのは、これだけです。4日でおしまいです — そこから先は急性期が終わり、残るものはページの下で扱っています。
これまでの離脱の経験
離脱は回を追うごとに重くなることがあります — 下で説明するキンドリング効果です。過去にけいれん発作を起こしたことがあるなら、それはひとりでやってはいけない最大の理由です。
最初の4日間

96時間を等間隔で描いています。どの帯も、名前のついた時間の長さそのままです。

よくある経過 — ほとんどの人が出会うもの 中等度以上の場合に加わるもの
いまここ
0〜6時間
離脱が始まる
  • 不安と落ち着かなさ
  • そわそわして、じっと座っていられない
  • 手の軽いふるえ
  • 脈が速くなる
6〜12時間
不安と落ち着かなさがピークに
  • 脈拍と血圧の上昇
  • 発汗、とくに夜間
  • 不眠が始まる
  • はき気と胃の不快感
6〜24時間
発汗、はき気、嘔吐が起こりうる 中等度〜重度のみ
  • 水分を手元に置いてください — 脱水は症状を悪くします
  • 水も飲み込めないときは医療機関を受診してください
  • 経口補水液がすすめられます
  • 体温が上下することがあります
12〜24時間
症状が落ち着くか、和らぐ
  • 頭痛と全身のだるさ
  • はき気が続くことがあります
  • いらだちと気分の波
  • 集中しづらさ
24〜48時間
けいれん発作のリスクがもっとも高い時間帯 中等度〜重度のみ
  • 医療者の管理を強くおすすめします
  • この時間帯はひとりにならないでください
  • けいれん発作は前ぶれなく起こることがあります
  • けいれん発作が起きたらただちに911へ電話してください
24〜48時間
ほとんどの症状が治まる
  • 渇望がピークに — 精神的にはここがいちばん苦しい時間帯です
  • 気力の低下と疲れ
  • 食欲が少しずつ戻ってくる
  • 感情が敏感になる
48〜72時間
幻覚が起こりうる 中等度〜重度のみ
  • 視界の乱れや影が見える
  • 幻聴
  • これが起きたらただちに医師に連絡してください
  • 運転や機械の操作はしないでください
48〜72時間
はっきり楽になってくる
  • 体の症状が薄れていく
  • 睡眠はまだ乱れているが、よくなってきている
  • 頭のはたらきが少しずつ戻る
  • 食欲が戻ってくる
72時間〜
急性期の離脱が終わる
  • 体の主な症状は治まりました
  • 遷延性離脱症候群(PAWS)は数週間から数か月続くことがあります
  • 渇望は波でやってきます — 必ず通り過ぎます
  • 睡眠のリズムが少しずつ整っていきます
  • 脳内のバランスが戻りつつあります — 気分は時間をかけて安定します

上の見立てが中等度以上なら、離脱リスクチェッカーが同じところをもっとくわしくたどります。また、やめるのではなく減らす方法はアルコール漸減プランナーが扱います。


計算のしかた

このタイムラインは、アルコール離脱症候群についての臨床文献に記された症状の段階に沿っています。最後の一杯からおよそ6〜12時間で初期症状が現れ、24〜72時間の間にピークを迎え、アルコール幻覚症と離脱けいれんは最初の1〜2日以内に起こり、振戦せん妄はリスクの高い人で通常48〜96時間の間に現れます。これらの時間帯は集団の平均です。実際の発症時期、重さ、続く長さは、どれだけの量をどれだけの期間飲んできたか、過去の離脱の経験、他の病気や服用中の薬によって変わります。

出典

これらのツールと記事をどう調べ、どう最新に保っているかは編集方針で説明しています。

自分の離脱タイムラインを知ることが大切な理由

キンドリング効果

アルコールの離脱は、経験するたびに前回より重くなることがあります — 神経内科の分野で「キンドリング効果」と呼ばれる現象です。多量飲酒と離脱のサイクルを繰り返すと、脳の興奮しやすさに元に戻らない変化が生じます。1回目には軽いふるえだったものが、3回目や4回目にやめようとしたときには本格的なけいれん発作になることがあります。離脱症状の既往がある人に対して、医療者が管理下での解毒治療を強くすすめるのはこのためです。

医療機関での解毒治療と自宅での離脱

医療機関の解毒治療では、ベンゾジアゼピン系薬剤などを使って、離脱が起こす神経の嵐を安全に抑えます。入院施設では24時間体制で観察し、点滴、バイタルサインの確認、けいれん発作が起きた場合の即時対応が受けられます。自宅での離脱は、「中等度」の飲酒者であってもリスクを伴います — 24–72時間の時間帯は読めず、症状は前ぶれなく急に悪化することがあります。タイムラインが中等度以上のリスクを示しているなら、医療機関での解毒治療は選択肢のひとつではなく — もっとも安全な道です。

手元に用意しておくもの

医療者の助言のもとで軽い離脱を過ごすなら、次のものをすぐ取れるところに置いてください。経口補水液(スポーツドリンクではなく、経口補水のための製品)、ビタミンB群(とくに多量飲酒で不足するチアミン)、バナナやトーストのような消化にやさしい食べもの、熱をはかる体温計、そしてかかりつけ医か医療相談窓口の電話番号。カフェインは不安と脈拍を高めるので避けてください。そして何より、最初の72時間のあいだ数時間おきに様子を見てくれる、信頼できる人がそばにいることです。

このタイムラインは出発点です

体はひとりひとりちがいます。このタイムラインは医学研究にもとづく典型的な経過を示したものですが、年齢、体重、肝臓の状態、飲んでいる薬、遺伝などによって、実際の経験は変わりえます。これは診断ではなく、医療者への相談に代わるものでは決してありません。飲酒をやめる、あるいは減らすことを考えているなら、まず医療の専門家に相談してください。

質問と答え

よくある質問

アルコールの離脱症状はいつ始まりますか。
離脱症状は通常、最後の1杯から6〜24時間後に始まります。不安や手のふるえなど、軽い症状が先に出るのがふつうです。重さは、どれだけの量をどれだけの期間飲んできたかによって変わります。
アルコールの離脱症状はいつピークになりますか。
離脱症状は通常、最後の1杯から24〜72時間のあいだにピークを迎えます。けいれん発作や振戦せん妄といった重い合併症のリスクがもっとも高い時期です。
アルコールの離脱症状はどのくらい続きますか。
急性期の離脱症状は通常5〜7日続きます。遷延性離脱症状(気分の不安定さ、睡眠の問題、渇望)は数週間から数か月続くことがありますが、少しずつ和らいでいきます。
アルコールの離脱症状は危険ですか。
危険なことがあります。アルコールの離脱は、命に関わりうる数少ない離脱症候群のひとつです。毎日多量に飲んでいる場合は、やめる前に必ず医師に相談してください。

離脱リスクチェッカー

いまの飲み方についていくつか質問し、やめる前に医師が必要かどうかを正直にお伝えします。

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やめた日を入れると、体がすでに通り過ぎた回復の節目と、次に来るものが並びます。

断酒日数カウンター

最後の一杯からの日数、時間、秒をその場で数えます。次の節目もすでに見えています。

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